実は、塗装して欲しいとても重要なポイントなのです!
外階段やシャッターボックスの塗装は必要なの?
鉄部塗装って?
といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
実はこれら鉄部塗装、必ず塗装して欲しいとても重要なポイントなんです!
住宅で鉄が使用されている部分はどこ?
実は、住宅に鉄が使用されている部分は意外と多いです。
鉄部塗装を完璧に施工してもらうには、ご自宅の外装のどこに鉄部があるのか事前に把握しておきましょう!
・屋根(トタンなどの金属屋根)
・外壁(金属系サイディング)
・雨戸/戸袋/雨どい/シャッターボックス
・破風/鼻隠し/庇/笠木
・水切り
・門扉/外階段/ポスト
・柵/フェンス など
鉄部をメンテナンスしないことに伴うリスクは?
住宅における鉄部とは、鉄でできている部材のことで、磁石を近づけるとくっつく部材ものものはすべて鉄部です。
鉄部はコーティング(塗装)が施されています。
お風呂場にヘアピンを置いておくと、3日経てば錆が発生するように、鉄は水と空気さえあれば酸化し錆を発生させますので、住宅における鉄部へも必ず塗装がされています。
鉄部をメンテナンスせずに放置するとどうなるか?ご紹介いたします。
サビの腐食による機能と強度の低下
サビにより鉄部の強度が低下すると、ベランダや階段の手すりや柵が崩落する事故が起こる可能性があります。
崩落までいかない場合でも、キイキイときしんで手すりにつかまりにくいために、階段を踏み外すおそれもあるでしょう。
また、「鉄製ドアが重くて開きづらくなる」という機能の低下も発生します。
近年、異常気象による強風や大型台風などの到来で、鉄部の腐食から大きな事故につながる危険性もあり、鉄部の強度について定期的な点検が必須です。
サビの伝染
サビの伝染とは、サビが風雨に流されて他の部分に付着し、そこでまたサビが発生するという現象です。
「もらいサビ」という名前で呼ばれることもあります。
サビ汁が付着するだけで、その他の金属部分にサビが発生する確率が非常に高くなります。
また、窯業系サイディングは丈夫で耐久性があるとされていますが、サビ汁が付着すると、容易に洗い流せない汚れとなって残ってしまいます。
サビ汁は、鉄部への伝染の他に外壁にくっきりとした跡を残すため、建物全体の美観を大きく損ねてしまうことにもつながります。
さらに、太陽光発電や室外機の設置架台の鉄サビが、耐久性の高いガルバリウム鋼板やステンレスに伝染することもあります。
このような設備のもらいサビにも、十分な注意が必要です。
サビが発生する原因は?
一般的に建物の金属部では、「サビやすい部分」と「サビにくい部分」があります。
サビの進行も様々なので、建物の鉄部の場所と劣化の状態に合わせた適切な対応が必要です。
そこでまずはサビの発生原因を理解し、建物の鉄部塗装の準備をしましょう。
通常、鉄部が綺麗に塗装膜で覆われている状態では、雨水が浸入しないためサビは発生しません。
ところが、経年劣化や外部からの衝撃で塗装塗膜に「ひび割れ」が生じ、鉄の部分がむき出しになると、そこから雨水が入ってサビが発生します。
わずかな隙間でも、鉄が酸素を含んだ雨や空気中の湿気に触れることで酸化し、「酸化鉄」となったものがサビです。
サビには繁殖性があり、放置しておくと鉄部全体に広がってしまいます。
また、サビ汁が垂れて流れ、他の部分に浸透して腐食が伝染するなどの被害が出ます。
メンテナンスのタイミングは?
鉄部を守る為には、鉄部を保護している塗膜を正常に保つことが大事です。
鉄部を覆っている塗膜は、日々雨や紫外線などにさらされて劣化していきます。
塗膜が劣化して鉄部を保護できなくなる前に塗装をすることで、鉄部の寿命は延びます。
塗膜の劣化症状
①色あせ
②チョーキング現象‥‥触ると手に粉が付く現象
③ひび割れ
④剥がれる
チョーキング現象は触ると手に粉が付く、一番わかりやすい劣化症状です。
これを放置すると塗膜がどんどん劣化していきサビの発生につながる為、塗膜が鉄部の保護が出来ているうちに再塗装を行うのが理想的です。
今まで特に気にしていなかったという方も、もし外壁塗装を考えていたら鉄部の塗装も一緒にしてもらうといいでしょう!
鉄部塗装の際に確認して欲しい事は?
鉄部塗装は、ただ上から塗装をするだけではダメなんです!
鉄部塗装をする際には注意したい点がいくつかあります。
ぜひ、鉄部塗装を考えている方は確認してみて下さい。
1.「ケレン作業」を行っているか
鉄部を塗り替える上で、一番重要なのが汚れやサビ、既存塗膜を工具などを使って落とすケレン作業です。
ケレン作業によって既存のサビがとれていないと、上から塗料を塗ってもサビの進行は止まりません。
また、ケレンが不十分だと塗料が上手く密着せず、すぐに塗料が剥がれてしまう事もあります。
丁寧なケレン作業が成功のポイントなのです。
ケレンをしっかりやってくれる会社なのか、会社の施工事例や見積り時などで確認しましょう!
>>現場レポートはコチラ
2.サビ止め塗料が使われているか
下塗り材として、錆止め塗料が使われているかの確認は必要です。
錆止め塗料は大きく分けて、①油性系、②エポキシ樹脂系の2つに分けられます。
さらに油性系は、油性系(1種)と合成樹脂系(2種)に分けられます。
最近では、性能と施工性のバランスのとれたエポキシ樹脂系がよく使われています。
>>施工例はコチラ
3.上塗り塗料の耐久年数は適しているか
鉄部塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。(中塗りと上塗りは同じ塗料を使用)
丁寧に下準備を行ったとしても、仕上げの上塗り塗料の耐久年数が5年程度しかなければすぐに再塗装をしなければなりません。
外壁や屋根などのリフォームの時期に合わせて行えるよう、耐久年数も含めて上塗り塗料を選択しましょう。
塗料の塗布量は守られているのか
どれだけ高耐久の製品を使ったとしても、規定量を守って正しく施工されていなければ効果は発揮されません。
その製品の持つ性能を正しく発揮する為にも、きちんと規定量を守ってくれる業者なのかを見極めなければいけません。
メーカーの仕様書に塗布量が記されているので、正しく見積りされているのかや、施工時の未開封上塗り塗料缶数や空き缶の写真を見せてもらうなどで正しい量が使われているのか確認するのもいいと思います。
まとめ
鉄部の塗装は、大切なご自宅をキレイに長く保つために必要なメンテナンスの一つです。
鉄部を保護する塗料にチョーキング現象などの劣化が見られたら、理想的なメンテナンスのタイミングです。
鉄部塗装の一番重要な工程、汚れやサビなどを落とす「ケレン作業」をしっかりしてくれるのか、最適な塗料を使用してくれているのか、などをしっかり確認して納得のいく鉄部塗装にしましょう!
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