後悔しない!目隠しフェンスの高さの選び方とポイント

目隠しフェンスは高すぎても低すぎてもデメリット

最近では、家の周りの囲いを高いブロック塀ではなく「目隠しフェンス」を選ぶお家が増えています。高い壁は圧迫感がありますし、フェンスの方がデザイン性も高く、開放感もあって良いですよね。

ちなみに「目隠しフェンス」とは外からの視線を遮る目的で使う背の高いフェンスのことで、 道路に面したところや隣接する家との間、玄関前、庭や浴室の周りなどに取り付けられることが多いです。

フェンスを独立させて設置する場合と、低いブロック塀の上に設置する場合があります。

フェンスを施工する際、一番悩むのがその高さ。

一体どれくらいの高さのものを取り付ければいいの…?

…と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで最適な高さを選ぶためのポイントなどを解説しています。

目次

目隠しフェンスの高さを決めるためのポイント

目隠しフェンスを設置する目的は?

目隠しフェンスをなんのために設置するか、まずは目的を明確にすることで、自然と必要な高さが決まってきます。

プライバシー保護のため?
防犯のため?
どこからの視線をシャットアウトしたいのか?
なにを隠したいのか? …などチェックしましょう

▲目隠しフェンス高さイメージ

プライバシー保護の目的であれば、180cmぐらいの高さがあれば良いとされています。

人の目線を遮る事のできる高さは、一般的に180cmくらいだそうです。

反対に、防犯目的の目隠しフェンス設置の場合は、意外にも150cmぐらいが良いとされています。

フェンスが高すぎると、空き巣犯が隠れられる場所が増えてしますからです。
防犯目的の場合は、乗り越えにくく高すぎない高さがベスト!

どこから、何を隠したいのか?

「目隠しフェンス」を設置する目的や理由はそれぞれ違いますよね。

  • 道路から室内が丸見えで、歩いている人の視線が気になる
  • お隣さんからの視線が気になる
  • 道路から洗濯物が見えてしまうのが気になる
  • ウッドデッキや庭でゆっくりしているところを外から見られたくない

「どこから」「何を」隠したいか、しっかりと明確にしておくことで、いざつけてみたら高さが足りなかった!などの失敗を防ぐことが出来ます。

設置する敷地の状況も確認!

お家と周囲との状況によって、必要な目隠しフェンスの高さも変わってきます。

  • 外と敷地が同じ高さの場合
  • 外の土地が高く敷地のほうが低い場合
  • 外の土地が低く敷地のほうが高い場合

外と敷地が同じ高さの場合

外と家の敷地に高低差が無い場合は、プライバシー保護のためであれば180cm、防犯目的の場合であれば150cmぐらいの目隠しフェンスを取り付けるといいでしょう。

外の土地が高く敷地のほうが低い場合

外の土地のほうが敷地よりも高い場合は、高さを少し高めにする必要があります。

上から見下ろすかたちになるため、高低差のない場所と同じ高さで考えてしまうと、いざ使い始めたとき「視線を全く遮ることができない!」という状況になってしまいます。

高低差がかなりあり、上から見えてしまうという場合は、フェンスだけでなく、不透明な屋根など他の手段で視界を遮ることも考えてみましょう。

外の土地が低く敷地のほうが高い場合

外の土地のほうが敷地よりも低い場合は、予定をしていたよりも低い高さのもので悩みが解消される場合もあります。外からは、見上げる状態になるため、高いフェンスを使わなくても、外からはあまり見えません。

目隠しフェンスの高さは法律で上限が決まってます

目隠しフェンスは、どれだけ高いものを設置してもいいわけではありません。

建築基準法で、ブロック+目隠しフェンスの高さの上限が決まっています。

  • 構造ブロックの高さは120cmまで
  • ブロックの上に取り付けられるフェンスの高さは120cmまで
  • ブロックとフェンスを合わせた高さは220cmまで

それ以上の高さのフェンスを取り付けたい場合は、ブロックを基礎としない柱を直接地面に埋め込むタイプのフェンスにする必要があります。

お住まいの地域によっても独自の条例があったりしますので、まずは要確認です!

目隠しフェンス、失敗する前に…!
 「目隠し フェンスの失敗とどんなことがある?」

フェンスが高すぎた!?

目隠しフェンス、高ければ高いほうが良いのでは?という誤解から、高すぎるフェンスを取付けてしまった結果…

  • 窓をあけているのに目の前に高い壁があって開放感がない
  • 圧迫感がある
  • 日当たりが悪くなってしまった

など、快適な生活を送れなくなってしまう可能性があります

フェンスを設置する前に一度よく考えてみましょう!

フェンスは基本的に必要最低限の高さがベストです。

フェンスが低すぎて目隠しにならない!?

反対に低すぎて目隠しにならなかった…というのは一番避けたい失敗です><

防犯目的であれば良いのですが、隠したい視線があり、目隠しのためにフェンスを取り付けるのであれば、取り付ける前に「どこからの視線を隠したいのか」実際にその場所に立って実測するようにしましょう。

まさかのご近所トラブル!?

隣家との境界に設置する目隠しフェンスは、距離が近いため出来るだけ中が見えにくく、なおかつシンプルなデザインのものがおすすめです。

また必要以上に高いフェンスを隣家との境界に設置した場合「日当たりが悪くなった」などの近隣トラブルに繋がる恐れがありますので、要注意です><

目的別・目隠しフェンスの高さの目安

道路に面した場所

人通りの多い道路側に設置する目隠しフェンスは、道路と家の敷地高さとの高低差を考えましょう

一般的には家のほうが高く作られていることが多いので、道路から見て視線を遮ることのできる高さで十分です。画一的に180cmのフェンスを選ぶと、外から見た場合とても高い目隠しフェンスになってしまう可能性もあります。

高すぎる目隠しフェンスを設置してしまった場合、外からの死角が増え、侵入者に狙われやすくなってしまうおそれがあります。実際に外側に立ってみて、必要な高さを実測してみましょう。

庭を雰囲気よくしたい場合

庭の雰囲気づくりのための目隠しフェンスは、道路と庭との高低差があまりないようであれば、150cmぐらいがおすすめです。ガーデニングを楽しんだり、お庭でのティータイムを楽しむ雰囲気作りのための目隠しフェンス設置なら、立つと周りが見渡せて、座ると外からの視線が気にならなくなるぐらいの高さがいいでしょう。

立つと周りが見渡せる高さであれば、外からも少し庭が見え、素敵な庭を見てもらうこともできますね^^

バスルームやトイレのための目隠しフェンス

バスルームやトイレを見えにくくするための目隠しフェンスは、180〜200cmぐらいのしっかり隠れるものがいいでしょう!

バスルームやトイレを見えにくくするためには、目隠しフェンスだけではなく、不透明ガラスやカーテンなど、複数のものを使い、あまり外から見えないようにする工夫が必要です。

まずはお気軽にご相談ください

設置する目的がしっかりとしていると、目隠しフェンスの高さ選びで失敗する可能性が格段に減ります。実測して、必要な高さを知ることも大事です。どこの場所からは自分の家がどのように見えるのかチェックしましょう。

失敗しない目隠しフェンス選びのためには、適当に高いものを選ぶのではなく、目的をはっきりとさせ、実測することが大事です!

また、目隠しフェンスは高くなれば値段も比例して高くなるので、必要最低限の高さにすることも重要です。

目隠しフェンス選びで不安な場合は、一緒に選ぶお手伝いもいたしますので、どうぞお気軽にお問合せくださいね!

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